一香堂(ひとかどう)の身辺雑記

人生面白がろう😆一香堂はり灸師@神楽坂の雑記帳

電気の自由化でパワーシフト

今日、生活クラブのイベントで、電気の自由化に関する話を聞いてきました。

講師は、ノンフィクションライターの高橋真樹さん。↓ ブログです。

ameblo.jp

わかっているようで、意外とわかっていなかった基本的な情報から、現在の状況、良い点および問題点など、とても為になるお話でした。

電力自由化になったのは、2016年4月。もうすぐ1年です。
どのくらいの人が、東京電力東電)から新電力会社(小売事業者)に切り替えたかというと、だいたい4%くらいだそうです。
そして、東電管内に限ってみると6.5%と若干高め。きっと福島の原発事故の影響ですね。

これを多いとみるか?少ないとみるか?

高橋さん、実際、新電力会社に支払われる料金も提示してくれました。
全国で年間2,570億円。たった4%でこの金額!すごいですよね!!
同時に、いかに電力のマーケットが大きいかわかりますね〜。そりゃ、こんだけの既得権益、容易に手放せるわけありません。

また、新電力会社の種類がたくさんありますよね。
どれを選んでいいのやら、本当に迷います。

No more 原子力のつもりで、東電から切り替えたのに、結局、使っている電気は東電と同じだった。。なんてことも。

例えば、ソフトバンクです。
「自然でんき」「おうちでんき」「ソフトバンクでんき」といったプランがあるのですが、自然でんき以外は、”Powered by TEPCO”となっています。これって、東電の電気をソフトバンクが売っているだけですよね(汗)
ソフトバンクの孫さんは再生可能エネルギーを推進するって言ってたから、ソフトバンクを選ぶ人もいるかもしれません。でも、選択するプランを間違えると、変わらず東電の電気を使っているってことがありうるわけですね。

高橋さんのご提案は、とりあえず「変えてみましょう」。

今の制度、確かに完璧ではないです。
送電網は相変わらず、分社化されたとはいえ、東京電力グループ傘下の会社です。
電源構成表示は義務化されていないので、どんなエネルギーの電気を使っているか不透明な部分があるのは事実です。

「しかし」高橋さんはおっしゃいました。
「このまま変えないということは、原発を使い続ける東電を支持していることになるんです。」

どの会社から電気を買うか?それは「投票」と同じ、ということです。

問題点だけつついて何も行動しなれば、現状を支持していること・応援していることと、同じです。
今ある選択肢のなかで、ベストを選べばいいわけです。

私自身はといえば、年末にようやく生活クラブ電気の共同購入に申込をしました。

生活クラブエナジーは、生活クラブ生協の組合員しか購入できないのですが、自然エネルギーの割合が高い電気を提供しています。
去年の夏くらいから興味はあったのだけれど、「うちは賃貸だし、引っ越すかもしれないし…」と思い、ずっと放置していました。
そして、12月に今住んでいる部屋の更新を決めたところで、ようやっと申込を決めたのでした。

「とても簡単」と言われていたとおり、電気料金のお知らせなどに記載されているお客様番号と、料金引き落としの口座情報とお届けの印鑑さえ手元にあれば、ただ申込書を埋めていけばいいだけ。あとは、同封されていた返信用封筒で郵送すれば終わり。
あとは、ただ待つのみ。

先月、SMSで、東京電力PGからこんなメールが来ました。


もうすぐ切り替えられるのかな。

生活クラブエネジーのほかにも、高橋さんがご紹介された電力会社を挙げておきます。

◎ みんな電力
顔の見える発電所というコンセプトで、こだわりをもった発電所を重視している。

◎ 自治体が運営する電力会社
たとえば、みやまスマートエネルギーは、一人暮らしの高齢者の見守りサービスや、契約世帯に配られる機器から地域の商店街の商品を通販で買えるというサービスを提供。電気小売を地域活性にもつなげている。

今日のお話と近い内容が、高橋さんのブログにありました。
前編後編、読んでみてください。

パワーシフトに反対しているパートナーにはこちらの本を読んでもらうと、同意してくれるはず…だそうです(^^)

うちのパワーシフトも、もうすぐです。

 

人生は面白い。

ギリヤーク尼ヶ崎さん

昨日の夜、ETV特集「その名は、ギリヤーク尼ヶ崎 職業 大道芸人」を見ました。

うちにはテレビがないので、本当だったら見れなかったのですが…
偶然にもこの週末は実家におり、偶然になんとなく、10時半ごろからEテレを見ていて、そして見てた番組が終わり、そのまま何となく見続けたら、ギリヤークさんの番組が始まったのでした。

ギリヤーク尼ヶ崎さんのこと、全然知りませんでした。
見ているうちに、引き込まれました。

番組は2016年8月のギリヤークさんから始まり、最後は10月10日の新宿公演を無事終え、その後も踊り続けるギリヤークさんで終わります。

どう考えても、もう踊れないだろうという状態。
でも、踊りたい!という執念ともいえる、強い思い。
そんな兄ギリヤークさんを介護する、正反対のタイプの弟さん。
淡々としていて、適度な距離感で兄を支えています。ガッツリけんかもします。
ありのままのお二人の、ありのままの日常と、老いと病、でも「ただ踊りたい」という執念。

いや〜、もうなんていうーーか、「すごい!!」という一言しか言えません!!!

公演の1ヶ月前ですら、歩くのもままならない状態で、ましてや踊るなんて無理だろ〜〜〜っていう状態。
そこから、あんなふうに10月10日に踊るなんて!
私も見ていて、「なんでそこまでやるの?」「終わり時っていうのもあるのに。。」と思いました。
と同時に、「絶対やってほしい!踊ってほしい。」とも思いました。

パーキンソン病のお薬の助けもあったかもしれません。
とはいえ、ギリヤークさんの意志、情熱、「みんな待っている」という沸点の高い思いが、あの奇跡のような復活を起こしたんでしょう!!

こうしてどんな言葉を書いていても、なんだか上っ面を滑っていくような感じがしていて、書いたそばから言葉が死んでいってる(悲)
この思い・感じ、言語化できない。体験・体感は、ただ体験・体感すればそれで充分なんだ、ホントに。

そして、内からふつふつと沸き上がってくる問いで、私の細胞たちは震え出す。
私は、あんなに「いのち」を使っているだろうか?
私は、あんなに「いのち」の限り生き続けているだろうか?
私は、あんなに「一生懸命」になっていただろうか?

ホント、ギリヤークさんすごい。
ホント、ひとってすごい。
ホント、いのちってすごい。
私はまだまだ、いのちのこと、ナメてました

今年の10月10日、ギリヤークさんのいのちに遭いたい。。です!

見逃した方、もう一度見たい方、こちらの番組、2月18日(土)午前0時〜午前1時に再放送されるそうです。
この番組、体感してほしいな〜。

 

 

人生は面白い。

テネモスキッチン分かち合い会

昨日、テネモスキッチン分かち合い会なるものに行ってきました。

テネモスのお店では、フリーエネルギー研究・実践家の飯島秀行さんが開発された様々な商品が展示・販売されています。

私が使用しているテネモス・グッズは、マナウォーターピッコロVIDAクリームなど。
そして、鍼灸でお借りしている神楽坂サンクチュアリ*「間」Persimmon用に、空気活性機を検討中です。

その飯島さんが語っていた自然のメカニズムを、料理・食をテーマに体験する会です。
内容は、参加者の興味によって変わるようですが、実験・体験会です。
おいしいデザートもいただきました。


昨日は、テネモス商品を利用して料理を作っていらっしゃる「イタリアンダイニング柊」の岩澤さんが、特別ゲスト(?)でいらしていて、面白いお話、体験談をたくさん聞くことができました。
岩澤さんは、宇宙のメカニズムで、料理を作っているんですね〜。
お店は鹿沼食べログにも載ってた)ですね。ぜひ、お料理食べにいきたいです!

フリーエネルギーに関しては、本当か?偽物か?論争がありますが。。。

語れるほど詳しくないので、何ともいえません。
漠然としていますが、頭の世界ではなく、体験の世界・・・・だということでしょうか?

例えば「圧力」と一口に言っても、今の科学で測定できなければ、「ない」ということになりますし、
だからといって、それが、本当に「ない」ことの証明になるか?というと、そうとも言い切れない。だって、体験しているから。

「正しい」か「正しくない」か。
それを、どのレベル、立ち位置で判断するのか。
あるところで正しかったことが、別のところでは間違いになる、なんてことは珍しくありません。

結局、「批判」から何も生まれないっていうのは、いのちの原理なのでしょうね〜。

と・・・話飛びました。

いずれにしても、昨日は、私の中のいろいろな回路がスパークした午後でした。

 

人生は面白い。

新月の闇

今日は新月です。

お正月明けてから、なんとなく低空飛行な感覚でした。
ぐずぐず、うだうだ、のろのろ、どろどろ。
そんな感覚をどうにかしようと、むりくり動いたら、余計こじらせた

センサーも鈍くなっていたせいか、周波数が違っていたのを同じふりをしてしまっていました。。。
自分の直観より、常識を優先してしまいました。

低空飛行のときは、しっかり低空飛行したほうがいいですね。
そこからしか見えない景色がありますから。

それを見ずして、ジタバタしても、上がったと思ったら、また下がります。

今宵は、新月の闇を味わいましょう。

 

人生は面白い。

ネパール棒灸がやってきた

先日、神田に行く用事があったので、三景に行って、ネパール棒灸を購入してきました。

店主(えのさんというらしい)のネパール棒灸体験話によると、元気なときはネパール棒灸の氣持ちよさをあまり感じないそうです。
逆に、「ものすごく氣持ちいいってときは、氣をつけたほうがいいですよ。それだけ、からだが良くないってことですから。」
う〜ん、確かに!

初めてネパール棒灸を受けたときに、そんな感じがしました。
始めは入ってくる熱がとても心地よく、「あ〜極楽〜〜」状態でしたが、だんだんとその熱が「おなかいっぱい」になってきて、「もう十分です」となりました。

からだはちゃんとわかるんですよね、必要なもの。

まだ寒い時期は続きますから、ネパール棒灸、活躍させたいです

 

人生は面白い。

「道」ですね〜

2017年、明けましておめでとうございます。

今年のお正月は暖かで、穏やかな日が続きました。

いっぱい食べた正月、顔が丸くなったかな〜。
明日からは、粗食に切り替えて胃腸を休めます。

実家で、祖母が若い頃使っていたという、戦前の裁縫の教本を見つけました。
京都の誠修学院発行の「裁縫の栞」4冊と「手芸の栞」。
昭和13〜15年発行、大日本帝国時代の教本です。


着物の仕立て方が主ですが、洗濯の仕方、家庭染色の仕方、国旗の掲げ方など興味深いものも。




「手芸の栞」には、人形の作り方とかフランス刺繍など、洋風なものも掲載されています。


序文にある「其の技に徹しようとする者は、技の奥に在る心を修めなければならない。心技一致して、人格の完成に資するものである。」は、裁縫だけでなく、いろんなものに当てはまりますね。
もちろん、鍼灸にも!



裁縫も、裁縫「道」だったんですね〜。

 

人生は面白い。

早め早めに

昨日の午前中少し身体が冷えたせいか、午後から具合がわるくなってきました。
身体がちょっと重だるく、頭が痛い。氣が上に上がって、足が異様に冷えた状態。これは「風邪のひきかけかも」

その日の夜はちょうど、鍼灸師仲間と相対練習をやる予定。「ちょうどいいわ!」と思い、重だるい身体と一緒に、練習に向かいました。

脈はとても正直です。施術前の脈は、いつもの私の脈と違ってる。からだに、なかなか鍼が入らない様子。
いつもは、数本の鍼で反応して脈も整うのですが、なかなか整わず…

ある程度よい脈が出てきたところで、足指に井穴刺絡(せいけつしらく)をやってもらいました。刺絡とは、主に手足の爪の際にあるツボ(手足以外にもやります)に専用の鍼を刺し、ごくわずかに(玉状)出血させる方法です。
今回は、いつもより黒っぽい血が、いつもよりいっぱい出ました。
やっぱり、刺絡は効果が早い!刺絡おそるべし!!
上がっていた氣が下がってきて、足が温かくなってきました。ようやく、からだの中の氣の巡りを感じられました。

そして、初ネパール棒灸もやっていただきました。温める力は、とってもパワフル!ネパール自生のよもぎだからでしょうか?だんだん汗ばんできました。

今度、自分も使ってみたいと思いました。

鍼灸施術後は頭痛と足の冷えもとれて、全体にすっきり!いい感じです(^^)
翌朝、目覚めすっきり、昨日の風邪はどこへやら〜〜。快調でした!
早め早めに対処すると、回復も早いですね。実感しました。

それにはまず、微かな変化も感じとれるからだであることが重要です。

自分はどんな呼吸をしている?自分はどんなふうに歩いている?どんな座り方?そのとき、からだのどこが力んでいて、どこがゆるんでいるか?

じぶんのからだを感じる。
やればやるほど、あなたのセンサーはさらに精細になっていきます。やればやるほど、あなたとからだは仲良くなります。

からだは、あなたとともに生きるバディですからね〜♡

f:id:hitokadoh:20170911154640j:plain


人生は面白い。