一香堂(ひとかどう)の身辺雑記

人生面白がろう😆一香堂はり灸師@神楽坂の雑記帳

新月の闇

今日は新月です。

お正月明けてから、なんとなく低空飛行な感覚でした。
ぐずぐず、うだうだ、のろのろ、どろどろ。
そんな感覚をどうにかしようと、むりくり動いたら、余計こじらせた

センサーも鈍くなっていたせいか、周波数が違っていたのを同じふりをしてしまっていました。。。
自分の直観より、常識を優先してしまいました。

低空飛行のときは、しっかり低空飛行したほうがいいですね。
そこからしか見えない景色がありますから。

それを見ずして、ジタバタしても、上がったと思ったら、また下がります。

今宵は、新月の闇を味わいましょう。

 

人生は面白い。

ネパール棒灸がやってきた

先日、神田に行く用事があったので、三景に行って、ネパール棒灸を購入してきました。

店主(えのさんというらしい)のネパール棒灸体験話によると、元気なときはネパール棒灸の氣持ちよさをあまり感じないそうです。
逆に、「ものすごく氣持ちいいってときは、氣をつけたほうがいいですよ。それだけ、からだが良くないってことですから。」
う〜ん、確かに!

初めてネパール棒灸を受けたときに、そんな感じがしました。
始めは入ってくる熱がとても心地よく、「あ〜極楽〜〜」状態でしたが、だんだんとその熱が「おなかいっぱい」になってきて、「もう十分です」となりました。

からだはちゃんとわかるんですよね、必要なもの。

まだ寒い時期は続きますから、ネパール棒灸、活躍させたいです

 

人生は面白い。

「道」ですね〜

2017年、明けましておめでとうございます。

今年のお正月は暖かで、穏やかな日が続きました。

いっぱい食べた正月、顔が丸くなったかな〜。
明日からは、粗食に切り替えて胃腸を休めます。

実家で、祖母が若い頃使っていたという、戦前の裁縫の教本を見つけました。
京都の誠修学院発行の「裁縫の栞」4冊と「手芸の栞」。
昭和13〜15年発行、大日本帝国時代の教本です。


着物の仕立て方が主ですが、洗濯の仕方、家庭染色の仕方、国旗の掲げ方など興味深いものも。




「手芸の栞」には、人形の作り方とかフランス刺繍など、洋風なものも掲載されています。


序文にある「其の技に徹しようとする者は、技の奥に在る心を修めなければならない。心技一致して、人格の完成に資するものである。」は、裁縫だけでなく、いろんなものに当てはまりますね。
もちろん、鍼灸にも!



裁縫も、裁縫「道」だったんですね〜。

 

人生は面白い。

早め早めに

昨日の午前中少し身体が冷えたせいか、午後から具合がわるくなってきました。
身体がちょっと重だるく、頭が痛い。氣が上に上がって、足が異様に冷えた状態。これは「風邪のひきかけかも」

その日の夜はちょうど、鍼灸師仲間と相対練習をやる予定。「ちょうどいいわ!」と思い、重だるい身体と一緒に、練習に向かいました。

脈はとても正直です。施術前の脈は、いつもの私の脈と違ってる。からだに、なかなか鍼が入らない様子。
いつもは、数本の鍼で反応して脈も整うのですが、なかなか整わず…

ある程度よい脈が出てきたところで、足指に井穴刺絡(せいけつしらく)をやってもらいました。刺絡とは、主に手足の爪の際にあるツボ(手足以外にもやります)に専用の鍼を刺し、ごくわずかに(玉状)出血させる方法です。
今回は、いつもより黒っぽい血が、いつもよりいっぱい出ました。
やっぱり、刺絡は効果が早い!刺絡おそるべし!!
上がっていた氣が下がってきて、足が温かくなってきました。ようやく、からだの中の氣の巡りを感じられました。

そして、初ネパール棒灸もやっていただきました。温める力は、とってもパワフル!ネパール自生のよもぎだからでしょうか?だんだん汗ばんできました。

今度、自分も使ってみたいと思いました。

鍼灸施術後は頭痛と足の冷えもとれて、全体にすっきり!いい感じです(^^)
翌朝、目覚めすっきり、昨日の風邪はどこへやら〜〜。快調でした!
早め早めに対処すると、回復も早いですね。実感しました。

それにはまず、微かな変化も感じとれるからだであることが重要です。

自分はどんな呼吸をしている?自分はどんなふうに歩いている?どんな座り方?そのとき、からだのどこが力んでいて、どこがゆるんでいるか?

じぶんのからだを感じる。
やればやるほど、あなたのセンサーはさらに精細になっていきます。やればやるほど、あなたとからだは仲良くなります。

からだは、あなたとともに生きるバディですからね〜♡

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人生は面白い。

近所で寺田本家が買える!

烏山に、寺田本家の
www.teradahonke.co.jp
の商品を扱っている酒屋さんを見つけました。
甲州街道沿い、岩本商店さん(世田谷区南烏山6-8-7、Tel.03-3300-5015)。

寺田本家へ見学に行ったという友人から、玄米酒むすひのことを聞いて、最近お酒飲んでないんだけど、「飲みたい!」熱がアップ↗︎↗︎

うっかり寺田本家のHPで販売店をみたところ、家から歩いて10分ほどのところに岩本商店さんがあることを発見!

ご近所だったら、行っちゃうよね〜。早速行っちゃいました!

少し暗めの店内には、背の高い冷蔵庫と酒棚。宝物探しっぽい雰囲気で、お酒選べます。

レジで「井筒ワインとかあります?」なんてうっかり聞いたら、「今ちょうど生ワインが入ってきてますよ」とのお答え。このタイミングで、買わないわけにいかない(笑)

贈り物用のお酒だけのつもりが、いろいろ買って、荷物重くなっちゃいました。でも、ま、近所だからね。

マイグルト飲みたくなったら、ここで買おうっと!



生ワインは冷蔵保存すると、辛口になっていくらしいので、すぐ飲みのは止めにしました。その後、2017年2月に開封しました。まだ辛口ではなかったけれど、フルーティーなブドウの香り豊かなワインでした♡

 

人生は面白い。

神の目線

昨日ある友人と話をしていて、ふと思ったこと。

彼女は、ご家族ぐるみである宗教を信仰していて、大事な決断をするときにご神託(正確な呼び方は覚えていないけど、そんな類のもの)を頂いたり、時間があれば行事にも参加したりしている様子 。

ご神託のことに話が及んだとき、彼女は言いました。

人には考え癖、思い癖があるから、そういうものを超えたところからの言葉を聞くことは大事。偏った判断にならないから。

思わずハッとしました。

そうか〜〜!私がセラピーとか心理学とかを使ってやっていることを、彼女は信仰を通してやっているのだ…と氣づきました。

自分がどう認知しているかによって、世界の有り様は変わります。

同じ出来事をどう捉えるか、人によって千差万別です。

苦しいとき、煮詰まっているときは大体、自分の世界に固執してドツボにハマっている。でも、そのことがなかなかわからない。

そんなとき、自分を外から見える目を持っていれば、自分のドツボ状態を客観視でき、彼女が言うところの「自分の癖」もわかってそこから抜け出しやすくなります。

友人は、信仰を通して、自分が 「神の目」で見られていることを意識する。それが、自分の中の、客観的で超越的な視線を育てるのだ。

と、ぼんやり考えていました。

結局、宗教「いい」vs「悪い」の二元論を超えて、そこにいる人の在り様をみるようにしたいものです。


(神楽坂出張所の窓からみた柿の木)

 

人生は面白い。

目から鱗の「身体感覚講座」

10月から、松田恵美子先生の「身体感覚講座」に通っています。

そこで扱うのは「氣」を含めた「からだ」のこと。

季節によって、私たちのからだは変化しています。その変化とともに、からだの反応、動かし方を体験し、学びます。日本人のからだが持つ特質、かつては日常生活のなかで生きていたけど今は失われつつある所作、等々。

毎回「目から鱗」の講座です。

西洋とは全く違う、からだの世界観。からだの中に息づく日本人の世界観、宇宙観を体感します。

からだを動かすとき、最も意識するのは筋肉です。でも、私たちのからだは筋肉だけで動いているわけではありません。
同じ動きをするのでも、筋肉を意識して動いた場合、骨を意識して動いた場合、氣を意識して動いた場合。からだは全く違った世界を見せてくれます。

「氣」の世界は、努力と根性ではないのです。あくまでも自然で、あくまでも軽やか!

「稽古」は、力入れて「がんばる」ってものではなかったのですね〜。ま〜、がんばるのですが、がんばり方が違うっていうか(^^;

毎回毎回発見があり、そして楽しい♫ そして、毎回毎回「からだ」に驚いて、ワクワクして、また恋するのです♡ そして、毎回毎回「からだ」を持って生まれてきた奇跡を感じるのです。

そして講座の後は(からだがゆるんで)ねむ〜くなりますzzz

「からだ」はもっともっと可能性があり、想像以上に精妙です。それを活かすも殺すも、私たち次第ですね。

やっぱり、すげ〜です、「からだ」って。
(自分の小学生レベル表現力に軽く失望…)

講師の松田先生が素敵です!「氣」が巡っている方は、周りの空気違います。いるだけで、世界が平和になります、ほんとうに(笑)

ぜひ、体験してみてください!

 

人生は面白い。